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機械事業部/TEL.03-3258-1844(直)

粉体機器関連

もみがら熱利用装置

もみがらで熱エネルギー循環システムを作る

農業廃棄物『もみがら』の発生量は、年間約200万tと言われ、安定的に発生し、乾燥しているので熱量も高く、資源の少ない日本では、大切なバイオマス資源になります。現在の利用方法としては、たい肥、暗渠材、敷料利用等となりますが、そのほとんどが焼却処分されているというのが現状です。
もみがら』を安全に燃焼し熱利用することができれば、再生可能エネルギー『もみがら燃料』とし、化石燃料削減、CO2削減を可能にすることができ、『脱炭素社会』に貢献できます。
ラサ工業は、このバイオマス資源『もみがら』より、再生可能エネルギー籾殻熱利用装置Koconaを開発しました。
もみがら』を燃料にし、小規模分散型熱エネルギー循環システム籾殻熱利用装置Kocona Systemを提案いたします。

脱炭素社会 小規模分散型 再生可能エネルギー の未来を拓く
カラーバー 籾殻熱利用装置Koconaサイクル
持続可能な社会 と 地域経済循環の活性化へ貢献
カラーバー
  1. 地域の材料が使える(地域経済循環、地域循環共生圏)
  2. CO2排出量の削減(脱炭素社会)
  3. 地域内での雇用の創出、地域内への人の移動を誘発
  4. 地域内外における資源・燃料創生地域へ転換
  5. 地域燃料価格が、地域外要因に影響されない
  6. 視察観光需要が期待できる(エコツーリズム)
もみがら1
粉体燃料 籾殻熱利用装置Kocona とは

「もみがら」を、KoConaACEで数百μmに粉砕し、粒度と粒径を整え、化石燃料より安価に製造した粉体燃料。液体・気体燃料と同じ燃焼方式が可能。

もみがら2
籾殻熱利用装置Kocona はラサ工業の登録商標です。
長年の実績をベースに、培ってきた技術
カラーバー
高効率もみがら粉砕機
籾殻熱利用装置Kocona-ace 籾殻熱利用装置Kocona-ace

  • 乱気流と摩砕による気流粉砕
  • 特殊なロータにて、粒度と形状の均質化
  • 摩砕機構により、乾燥も行う
  • 粉砕により容量を1/4程度に
機器仕様
型式 KoCona-ACE
処理物 もみがら
(水分率約11%以下)
処理能力 約270kg/h
電動機 37kW
材質 SS400 、特殊鋼
付属品 吸気ダクト
ドアスイッチ
温水発生装置
籾殻熱利用装置Kocona-hot 籾殻熱利用装置Kocona-hot

  • 専用バーナによる空間燃焼
  • 着火消火性に優れ、高い需要変動追従性
  • 特殊機構により、燃焼時に結晶化しない
  • 温度偏差が小さく、クリンカが形成されにくい
機器仕様
型式 KoCona-HOT
想定発熱量 13.4MJ/kg
(3200Kcal/kg)
燃料消費量 36.8kg/h
熱出力 116kW
伝熱面積 5.6m2
電動機 3.2kW
補助燃料 LPG
付属品 定量供給フィーダ
籾殻熱利用装置Kocona導入前後のコストイメージ
化石燃料よりも安いため、燃料費を削減できます。
籾殻熱利用装置Kocona導入前後のコストイメージ
燃焼灰 籾殻熱利用装置Kocona-ashのX線回折
もみがらは、管理した燃焼処理を行わないと有害物質の結晶質シリカが発生します。本システムは、特許技術により、有害物質を発生せず、環境や健康に配慮したシステムです。
「結晶質シリカ(クリストバライト)」未検出 結晶質シリカ
籾殻熱利用装置Kocona燃焼の安定性
水分が減少し、燃料としての質が向上。性状が均一なので、供給性が良く、効率の良い燃焼ができる
籾殻熱利用装置Kocona-injection
籾殻熱利用装置Kocona-fire1
籾殻熱利用装置Kocona-fire2
製品供給を通じ
お客様の「持続可能な開発目標(SDGs)」の取り組みを支援
goals
籾殻熱利用装置Kocona
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SDGs(持続可能な開発目標)

2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。17のゴール・169のターゲットから構成され,地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。

1.熱エネルギーを通し、循環型社会を形成し、CO2削減 脱炭素社会に貢献します

農業廃棄物『もみがら』の発生する場所で、化石燃料よりも安価な燃料を、KoCona-ACEにて製造。
地域の熱を必要としている設備にKoCona-HOTを設置し、地域内にエネルギー循環経済圏を作ります。
再生可能エネルギーKoConaは、CO2削減、地球温暖化・省エネルギー対策に貢献いたします。

sdg7
7.2
2030年までに、世界のエネルギーミックスにおける再生可能エネルギーの割合を大幅に拡大させる。
sdg13
13.2
気候変動対策を国別の政策、戦略及び計画に盛り込む。
sdg12
12.5
2030年までに、廃棄物の発生防止、削減、再生利用及び再利用により、廃棄物の発生を大幅に削減する。
2.安全な技術で、環境にやさしい持続可能な社会形成に貢献します

KoCona-ACEの粉砕技術。KoCona-HOTの燃焼技術。
2つの技術をマッチングすることで、農業廃棄物『もみがら』の処理を行います。
地域の防災施設、避難施設に、KoCona-HOTを導入し、環境にやさしく災害に強いまち・むらづくりを目指します。

sdg9
9.4
2030年までに、資源利用効率の向上とクリーン技術及び環境に配慮した技術・産業プロセスの導入拡大を通じたインフラ改良や産業改善により、持続可能性を向上させる。全ての国々は各国の能力に応じた取組を行う。
sdg11
11.6
2030年までに、大気の質及び一般並びにその他の廃棄物の管理に特別な注意を払うことによるものを含め、都市の一人当たりの環境上の悪影響を軽減する。
『もみがら』再生可能エネルギー『熱』利用技術を未来の子供達へ
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『もみがらエネルギー株式会社』様(秋田県大潟村)が、籾殻熱利用装置Kocona Systemを、『砂丘温泉ゆめろん』様(秋田県三種町)に導入されました。2020年2月から本格稼働しております。

籾殻熱利用装置Kocona燃料製造設備
KoCona燃料製造設備
「もみがらエネルギー㈱」様に設置
もみがら熱利用装置温水発生装置KoCona-HOT
温水発生装置:籾殻熱利用装置Kocona hot
もみがら熱利用装置温水発生装置KoCona-HOT
燃料製造機:籾殻熱利用装置Kocona ace
籾殻熱利用装置Kocona温水発生装置
温水発生装置
「砂丘温泉ゆめろん」様に設置
お問い合わせ

機械事業部 TEL.03-3258-1844
〒101-0021 東京都千代田区外神田1-18-13(秋葉原ダイビル15F)

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