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当社のR&D体制は、各事業部の開発部門を主体とし、顧客ニーズを丁寧に吸い上げることによる顧客本位の商品開発や新規事業育成に重点を置いています。とくに、2007年4月に設立したRAMM開発センター(Rasa Advanced Microelectronics Materials)は、新規開発を中心にした取り組みを進めており、すでにいくつかの“シーズ”を生み出しました。

具体的には、原子力発電所のフィルター付ベント装置に採用された放射性ヨウ素吸着剤「AgX®」および「AgR®」の開発、タッチパネル用低温焼成感光性塗布剤の開発に加え、自社で持つガリウムの付加価値を高める研究開発にも挑戦しています。また、当社が長年扱ってきたリンに関するノウハウを生かし、リンの単原子層「フォスフォレン」にも注目し、半導体材料などへの応用を目指して研究を進めております。

一方、化成品事業部でも、IoT(Internet of Things)関係などでますます高度化する電子工業分野の先端ニーズに応え、品質改善、機能改良、材料提案などの開発研究を積極的に進めてまいります。試作・評価の速いサイクルに対応し、グローバルにスピード感を重視したサービスを目指しています。

また機械事業部では、お客さまからの要望に応え、高性能・高効率の製品を提供できるように製品の開発を行っています。今後は、バイオマス関係の粉体装置に代表されるように、業界の垣根を越えた他社との共同開発に力を入れてまいります。

ラサ工業は、これからもニッチな分野を深耕しつつ開発スピードを上げ、技術力でみなさまのご期待に応えてまいります。
ビーカー
         

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