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ラサの起源−リン鉱石の宝庫だったラサ島
すべては、珊瑚礁に囲まれた南海の無人島から始まった。
当社の社名は、明治後期に南海の無人島「ラサ島」でリン鉱石を採掘したことに由来します。
ラサ島は、沖縄本島の東南に位置し、公式には「沖大東島」と呼ばれています。創業者であり、当時、農商務省肥料砿物調査所初代所長を務めた恒藤規隆らが、リン鉱石を発見したことにより一躍脚光を浴びました。
以来、肥料の原料となるリン鉱石の国内唯一の産出地として、戦前の農業生産上の重要な拠点となっていました。
現在は無人島ですが、わが国領海の基点として今も重要な位置を占めています。