サステナビリティ
各種方針
■ 環境理念
当社は、大正2年の創業当時から「資源」が有限であることを強く認識し、事業の主要なコンセプトとして「資源リサイクル」を掲げ、環境保全に取り組んでいます。
当社は今後も、貴重な資源の有効利用を企業の責務と考え、循環型社会の実現に向けて努力してまいります。
■ 環境方針
当社は上記環境理念に基づき、以下の環境方針を定め、環境汚染の予防に努めるとともに、環境負荷の低減を目指してまいります。
1.当社の事業活動において、以下の活動を推進してまいります。
- 環境関連法規制の遵守
- 省エネルギー・省資源の推進
- 廃棄物の削減、リサイクルの推進
- 化学物質の適正管理及び環境汚染の予防の推進
2.この方針は、全従業員に周知するとともに、必要に応じて社外に発表いたします。
■ 人権方針
ラサ工業及びそのグループ会社(以下、当社グループ)は、自らの事業活動や取引関係において人権を尊重し、人と自然に優しい循環型社会の実現へ向けた役割を果たすため「ラサ工業グループ人権方針」(以下、本方針)を策定しました。
1.人権に対する基本的な考え方
当社グループは、自らの事業活動が直接または間接的に人権に影響を与える可能性があることを理解しており、国連「国際人権章典」、国際労働機関(ILO)「労働における基本的原則及び権利に関する宣言」をはじめ、国際的に認められた人権を尊重します。
2.適用範囲
本方針は、当社グループのすべての役員と従業員に適用します。また、当社グループに関わる全てのビジネスパートナーが本方針を理解し、支持し、人権を尊重することを期待します。
3.人権尊重に対する責任
当社グループは、自らの事業活動や取引関係における人権への負の影響に対応することにより人権尊重の責任を果たせるように取り組んでまいります。当社グループのビジネスパートナーにおいて人権への負の影響が認められる場合には、人権を侵害しないように働きかけます。
4.適用法令・規制等の遵守
当社グループは、事業活動を行う国や地域で適用される法令を遵守します。各国の法令が国際的に認められた人権と異なる場合には、国際的な人権基準を尊重する方法を追求します。
5.教育
当社グループは、本方針の実効性を確保するために、適切な教育を行っていきます。
6.人権デュー・ディリジェンス
当社グループは、人権デュー・ディリジェンスの仕組みを構築してまいります。また、人権に対する負の影響を引き起こしたことが明らかになった場合、適切な手続きを通じて、是正に取り組んでまいります。
7.ステークホルダーとの対話・協議
当社グループは、本方針の取り組みにおいて、事業活動の影響を受けるステークホルダーと真摯に対話と協議を行います。
8.情報開示
当社グループは、本方針に基づく人権尊重の取り組み状況を、ウェブサイト等を通じて情報開示します。
■ 調達方針
1.法令・規制等の遵守
関連する法令と規制等を遵守し、高い企業論理感を持ちながら調達活動を行ないます。
2.公正な取引
お取引先様の選定において、公正・公平は判断のもと、選定を行ないます。
3.相互理解と信頼
お取引先様との相互理解と信頼関係を構築し、相互の発展を目指してまいります。
4.社会的責任
企業の社会的責任を認識し、責任ある鉱物調達等継続可能な調達活動に取り組みます。
5.環境
環境方針に基づき廃棄物の削減、リサイクルの推進等により、地球環境に配慮した調達活動を行ないます。
6.人権の尊重
「ラサ工業グループ人権方針」に基づき人権を尊重した調達活動を行います。
■ 労働安全衛生基本方針
ラサ工業グループは「社員を経営資源の中核とする」経営の基本方針のもと、当社グループの事業活動にかかわるすべての作業者の安全と健康の確保を最優先事項と認識し、これを実現するため、労働安全衛生法、関連する法令、マニュアルや作業手順を遵守し、最適なプロセス管理により、安心して働ける職場環境の維持・向上に努めます。
安全衛生の基本方針
- グループ一丸となり労働災害ゼロを目指す。
- 災害の防止の最初の一歩は報・連・相であり、風通しの良い職場づくりを推進する。
- 安全衛生に関するツールを効果的に運用・実施して、安全衛生管理の好循環を醸成する。
- 定期的なリスクアセスメントの実施により、危険性や有害性の排除・低減を図る。
■ 「労務費の適切な転嫁のための価格交渉に関する指針」への取組方針
当社は、お取引先様との共存共栄を目指すため、2023年11月29日に内閣官房及び公正取引委員会の連名で策定された「労務費の適切な転嫁のための価格交渉に関する指針」に基づき、労務費の上昇分についての取引価格への転嫁に適切に取り組んでまいります。
ラサ工業株式会社
代表取締役 社長執行役員
坂尾 耕作