機械事業部/TEL.03-3258-1844(直)
機械事業部
機械事業部は、かつての鉱山事業で培った技術をベースに、掘削や破砕・選別などさまざまな機械を提供し、都市のインフラ整備に長年貢献するとともに、東日本大震災では津波がれき処理を通して復興にも貢献しました。
とくに、掘進機は、約35年前から国内で上下水道の整備などに活用されており、近年では米国をはじめ、中国、東南アジア、中東などにも採用が広がってきています。広範囲な土質や急カーブをともなう施工条件でも掘削が可能であり、上下水道、電力・通信ケーブル、ガスなどのライフライン構築に適したマシンです。
また、精度を極めた破砕・粉砕技術でも幅広い分野で活躍の場を広げています。破砕分野では、ガラス瓶、ペットボトル、缶、間伐材等に至るまで破砕・選別・再資源化の一貫システムの普及を推進。粉砕分野では、ドイツから導入したスーパーエディミルが、カレー粉やそば粉、小麦粉など食品分野で高い実績を築いています。
さらに、近年注力しているのが、農業残渣の「もみがら(バイオマス)」利用を促進する「KoCona®シリーズ」です。これは、未利用資源を活用した小規模分散型熱利用システムで、化石燃料から再生燃料への転換を促し、循環型社会の推進を後押しします。当社では、農業残渣「もみがら」を粉砕燃料にする設備から熱利用装置を含めた一貫システムまでをご提案いたします。
そのほか、電子ビーム溶接による受託加工サービスも長年の実績があります。高融点・高熱伝導率材料など、広範囲の溶接が可能で、異種材料の接合にも対応しています。徹底した品質管理のもと優れた溶接品質でお届けいたします。